知らない単語が出て来た時、手を伸ばすのは何でしょうか。
現代ならインターネットで検索する方が一番多いのかもしれません。
少し前なら電子辞書でしょうか。
一つの言葉を入力すると、複数の辞書の内容が表示される上、コンパクトなのでどこへでも持ち運べる。
海外旅行のお供に、という使い方をされたことのある方もいらっしゃるかもしれませんね。
電子辞書よりも更に前、この役目を担っていたのは「紙の辞書」でしょう。
学生の頃、一冊は紙の国語辞典を持ったほうがいいと言われ、辞書を買いに行きました。
しかし、書店の辞書コーナーに行ってみると、どの国語辞典も同じように見えて、選ぶことができませんでした。
その後しばらくして
「新明解(国語辞典)が面白い。」という話題を耳にしました。
なんと、解説が独特とのこと。
特にこだわりもなかったので、とりあえず新明解を買ってみました。
実際に使ってみると、確かに「独特」でした!
他の辞書と比べて、人間味があるといった感じでしょうか。
衝撃的だったのは、「恋愛」についての解説です。
「恋愛したい!」と感じられるような語釈でした。
また、魚介類について調べると結構な割合で「味の感想」が述べられていたのも驚きでした。
作られた方、かなりの魚介好きだなぁと感じられたほど。
紙の辞書なので嵩張り、情報も古くなっていくことは否めませんが
紙の国語辞典の購入を検討されている方にはオススメしたい一冊です。