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由無し事。

徒然なるままに。

『1万人の人生を見たベテラン弁護士が教える「運の良くなる生き方」』- 西中 務

 この本を手に取った理由は、タイトルが目に留まったからです。始めて読む著者の場合、よくあることですね。

 

 今回取り上げる本は『1万人の人生を見たベテラン弁護士が教える「運の良くなる生き方」』です。

 

「運が良くなる」などといったタイトルの本は、普段から読んでいるせいか、よく目にしていますが、「弁護士」と「運の良くなる生き方」という言葉が同居しているのはとても意外でした。

 

 著者の西中 務さんは、弁護士のキャリアが47年もあるベテランだそうです。読み始める前は、職種からして理屈っぽく冷たい内容を想像していました。

 

 しかし、実際に読み始めてみると、予想していたものとは全然違いました。中でも一番驚いたのは「争うことは運を下げる」ということ。

 まさか弁護士さんからこんな言葉が出るとは・・・と思いましたが、著者である西中さんのこれまでの人生経験を基に書かれており、読んで納得できました。

 

 そして、もう一つ取り上げたいことは「道徳的な負債」について。この考え方、私は初めて知りました。誰もがこの負債を抱えており、溜まっていくと自分の運が下がるというもの。法律上は何も問題のないことであり、気づきにくいのです。

 正しい生き方をしているはずなのに、一向に運が良くならないと感じている方には特にお勧めしたい考え方でした。

 

 たいていの場合、本を一冊読んだところで新しく学ぶことができた内容はごく一部ということが多いのですが、この本は一冊まるごと勉強になりました。

 

 弁護士という職種に漠然としたイメージしか持っていないという方にもぜひ読んでみて頂きたいです。きっとイメージが変わりますよ。